僕が死ぬまで

ハゲ/ブス/チビ/デブの人生。2024年夏に自〇予定

自〇志願者に寄り添う歌は少ない

暗い日曜日という歌を聞いた。小学生の頃に流行った歌だった。検索してはいけない言葉。その噂がどこからともなく小学生の耳に飛び込んできたため、僕の通った小学校では知る人ぞ知る都市伝説のような類となり、男子を中心に流行ったと記憶している。

制作に携わった方が自〇した、曲を聞くだけで自〇する。その噂が怖くておよそ14年。存在を知りつつ避けてきたその曲を昨日初めて聴いた。

普通の曲だった。時代背景を考えるとあの曲を聴いて自〇を思い立ったり、背中を押してくれるような温かさはあったかもしれないが、少なくとも小学生の頃に思い描いた呪いの歌などでは無かった。

自〇志願者に寄り添う歌は少ない。自〇は絶対的な悪であるからかもしれない。如何にその選択を避けるか、或いはその選択を取る人間を軽蔑するのもこの時代の生き方の一つであり、人種や性へのそれとは異なり、最もカジュアルで批判も少なく差別でき、上手に扱えば溜飲を下げることも可能だろう。

幸せな人は死ななくていいし、自分だけが不幸だと思い込むのは間違っている可能性が高い。

だから、こういった選択を取る僕のことを笑って反面教師にでもしてくれたら、少しは報われるのかもしれない。